最近アメリカで一番のニュースがBP社(British Petroleum)が起こしたメキシコ湾海底油田のオイル漏れの事件(事故ではないような気がします)です。
既に3カ月以上たっているというのにいまだに漏れ続けていて、オイルスリックが既にテキサスやフロリダの沿岸まで迫ってきています。 いろいろな方法でオイル漏れをストップしようと試みたようですが、未だに漏れ続けているということはすべて失敗に終わっているということです。
この記事を読んでいて、以前私がバーレーン駐在時にコーディネーターとしてかかわったプロジェクトを思い出しました。
ペルシャ湾のほぼ中央に位置する海上石油リグ(今回爆発しオイル漏れしたのも海上石油リグ)10箇所のリペイント(再塗装)プロジェクトです。このリグはイラン政府の所有物で、日本の建設会社が請負いそこから私は派遣されました。バーレーンのマナマ(首都)にプロジェクト事務所を構え、その港から通い船で日本やフィリピンのワーカーがリグに向かいます。リグまで24時間かかります。 ワーカーたちが激暑の中、サンドブラストで錆を取り、再塗装をします。 超肉体労働です。 ワーカーたちは2週間ほど海上の通い船の中で生活し、マナマに帰ってきて数日息抜きをします。
私はマナマの事務所で主に必要な食品やペンキ、ブラスト用の砂などの物資を準備し通い船で送ったり、休暇中のワーカーの世話をしたりしました。
実際に現場に行く予定だったのですが、バーレーンに来る前にクウェートに駐在していたこともあり、イランのビザの取得がむずかしいかもしれないということであきらめました。(その時はイラクイラン戦争時で、クウェートは親イラク…私のパスポートにはクウェート入管のハンコが)。
私がふと思ったのは、メキシコ湾のBPのリグは、キチンと定期的にメンテ、特に塗装がされていなかったのではということです。
海上の鉄骨の構造物は想像以上に早く錆がきます。定期的にメンテしないといろいろなところから腐食しパイプなどに穴が開きます。そういった原因もあって、爆発、そしてオイル漏れということになったのでは思ったりしました。
2010/07/10
登録:
コメントの投稿 (Atom)

0 件のコメント:
コメントを投稿